以前ご紹介しました「絶望に効くクスリ」という漫画の片隅に
玄侑宗久というお坊さんが登場します。
福島県三春町の臨済宗妙心寺派福聚寺の住職を務められる彼ですが、お坊さん業の傍ら作家活動も行っており、「中陰の花」で第125回芥川賞をとられた作家さんでもあります。
やはり子供の頃から薄々思ってましたが、坊さんの言うことはいつもすげーよ。僕のようにいつも、焦って空回りばかりしてる人間に冷や水をぶっかけるようなありがたいお言葉がたくさん発言されており、そのひとつひとつに戦慄したもんです。
彼の発言の中で一番ドキっとしたのは
「人生はコントロールできないのがすごいのですよ。」といった趣旨の発言でした。
なるほど。確かに、世界は一個人の因果のみでは構成されておらず、他人との縁で動いているから、結局自分だけの力ではどうにもならないことはあるんだと。
「渡り鳥は飛び立とうと思うのではなく、飛び立つべき時が来れば自然に飛び立つんですよ。」このようなこともおっしゃっていました。
そうそう、なにかを成し遂げようと焦るのではなく、しかるべきタイミングは必ず自然と訪れるのでそれに乗っかっていくことを大事にする、ということですね。何を焦ることがあるのか、とこれも目から鱗ものでした。
良い縁があるよう毎日丁寧に生きるしかないっすね、やっぱ坊さんはすげえよ。